ジャンさんのディスカスキッドを思い切り投げると、
何故か、右手首から先に血液が瞬間的に集中して、
痛くて困ったことが、度々有りました。
今まで、RC-HLGや、他のFF-DLGを投げても、その様な現象は起こりませんでした。
その原因を考えると、ディスカスキッドは展開スパン36インチで、約914mmで上反角も
かなり大きめです。
対するRC-HLGはスパン約1500mm。上反角は少なめ。
私の今までの自作のフリーフライト機は、概ねスパン1000mmです。
ディスカスキッドはいままで、飛ばしてきた翼端投げ機のなかでは、スパンは最小です。
右肩を中心にして円盤投げのようにして投げるこの特殊な投法は、スパンが小さくなるほど、
機体重量は軽くなり、空気抵抗も少なくなり、右肩を中心とした機体の重心位置までの
距離(モーメントアーム)も小さくなります。
そして結果として、機体の初速が速くなり、その結果腕の振りも早くなり、遠心力が強くなって、
腕の血液が手の先に引っ張られ、右手の血管に負担が掛かり、
あの痛みが発生したのではないか?と、考えています。
要するに、私にとっては、スパン914mmというのは、小さすぎるのではないのか?
そういえば、スタイロフォーム工作の練習用でHLG-Bサイズ仕様の機体で翼端投げで
思いっきりブン投げたら、やはり同じ痛みがあったのを思い出しました。
スパン1500mmのRC-HLGでは、いくら思い切り投げても右手に血液が集中して痛くなる、
という事は無かったのです。
そういえば、右手に何らかの手袋をしている先輩がランチャーズにいました。
あのジョーワーツさんも、左利きなので、左手にガッチリした皮の手袋をしていました。
上里で本人に会った時、英語で長々と「この手袋は重要なんだ・・・」
と言う事を話していましたが、あの時、私の英語力が乏しくて良く理解していませんでした。
手袋の事より、操縦や、機体のセッティング、サーマルの読みかたに興味が有りました。
あれは、ただペグを持つ指が痛くなるのを防ぐ為だけではなく、血液が集中して痛くなるのを
防ぐ目的があったのではないでしょうか?世界チャンピオンですのでパワーランチャーゆえに、
スパン1500mmの機体でも、利き手に血液が集中することは有り得ることです。
例えば、戦闘機パイロットは、耐Gスーツを下半身に付けて、急激な機体の運動で
発生するGで全身の血液が下半身に集中して、脳への血液が少なくなり意識を失う事を
防いでいるのと同じ原理です。
さて、結論です。
スパンを大きめにして腕の振りの速度を抑えるか、右手(利き手)に、手袋か何らかの血液が集中するのを抑える処置が必要になってくるのではないのかと考えています。
手袋を付けるのを嫌いなら、スパンを大きくすることにより、
機体の初速が同じでも(又は上がっても)、
手の振りのその時の速度は比較的押さえられると考えられます。
この問題について、皆さんはどう考えていますか?
思いっきり翼端投げをやった時、その腕や、手が痛くなることは有りませんか?
御意見を聞いてみたいところです。
こんにちは ご無沙汰しております。
返信削除私もSALの時には、前腕、手、指先にしびれが起きます。
投げているうちに気にならなくなりますけど。
サイドアームランチャーの宿命だと思っています。
ジャンさんやはり、なりますか。
削除でも、何とか安心してブン投げられる様に、
一工夫して見たいところです。
良い方法が、見つかったらここで報告します。