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2011年6月1日水曜日

病院の蒸気配管の修理

一昨日の勤務にて、勤務先病院の空調用・加湿蒸気配管の修理で、
殆ど一日中天井内で作業していたので、疲れがたまって、
昨日から、何もする気力なし。2箇所も修理して一日終わってしまった。
普通の空調の加湿は、空調機本体に付加している電熱器で蒸気を沸かしてダクトに
ミキシングする方法ですが、病院の場合は、色々感染等で厳しい様で、
地下のボイラー室から蒸気発生器という、いわゆるお釜の親分で蒸気を起こしてから、
その蒸気を各空調機へ配管にて送っています。蒸気圧は1.4kg位。
末端の配管径はかなり細い(φ20位)ので、管の肉厚も薄いため、経年劣化で穴が
開くことがしばしば有ります。そこから蒸気や水が漏れて、天井から
水が垂れて来るという最悪のパターンとなってしまうわけです。
この辺の修理が大変な訳であります。いつも頭を悩ませています。
配管の劣化が怖い為、蒸気圧も当初は2キロで運用していたのが、
現在は1.4キロまで下げてあります。加湿の能力としては落ちています。

私もこの辺の専門家ではありませんのでなかなか良いアイデアは浮かびません。
なにか良い方法は、ないでしょうか?他の病院はこの辺どういうシステムに
なっているのでしょうか?

2011年1月16日日曜日

建物の汽水分離器とウォーターハンマー防止装置


ねた切れというか、職場の話。頭の中に気になって離れない話を書きます。

上の写真は、職場の建物の気水分離器を分解して整備しているところ。
給湯の配管内の空気を外部に逃がす事を目的とした装置。

半年に1回は整備をやらねばならないのですが、約1年ぶり。
錆だらけで詰まっていたので、錆を取り除く。
バイクのキャブレターに似た構造ですが動作が逆で、中にエアーが入ると
フロートが下がってエアーを外部に逃がすという構造。
これが、ちゃんと働かないと、給湯の配管に空気が溜まって、配管から異常な振動音が発生してしまいます。ズドドドドーン・・・
それから、蛇口から出るお湯がエアーの細かい泡で白く濁ってしまいます。




3枚目のこの写真は、職場のウォーターハンマー防止装置。
これは、ビルの地下にある水道水等を屋上の別のタンク(高架水槽)
にポンプアップしてそこから部屋の水道等の使用先に流れていく物です。
そのポンプがいつもON、OFFを繰り返しているのですが、
この装置の目的はそのポンプがOFFして停止したときに、
逆流防止弁が閉じて、水の重さの反動によるウォーターハンマー
(要するにガツンという配管の大きな音)が発生するのを
ある程度防止するクッションの様な装置です。
写真のタンクの上半分が圧縮空気、ゴムの壁を隔てて下半分は配管から来ている
水が満たされています。いわゆるアキュームレータみたいな物です。
半年に1回は指定の空気圧を点検して足りなければ加圧すること
になっていますが、何故か3日位で空気圧がだんだん下がってしまいます。
パンクしているかもしれません。取り敢えずこまめにエアーコンプレッサ
を使って加圧しています。虫ゴム交換したり、口金とキャップ間にシールテープ
巻いたりと色々やっています。
いずれも、全部新品に交換してもらえれば問題無い物です。
予算の都合もありなかなかそれが難しいらしい。
ハンマー音は特に真冬の寒い時期になると夜中や早朝いドカーンと
大きな音がする様になります。
水温が低くなるためだと思います。
上水と地下水だと、温度の低くなりやすい
上水の方が音がものすごく大きくなるからです。
しかし、これらを色々やってもハンマー音は完全には消えません。
困ったものです。
この辺り詳しい人居ませんかねえ?