昨日の松伏の「昭和のバルプレーン大会」には行きたかったが、まあまた次回ということで、
よろしくお願い致します。
さて、前回の続きで、こんどはパイロットスクリューの調整。
これは、要するにアイドリングのミクスチャーの調整です。
これを調整するのは、何と今まで一度たりともやっていませんでした。
やらないでもあまり問題無かったというか、気にしていなかった。本来やるべき調整箇所です。
下の写真は、左が、前回のメインジェット125番の時の真っ黒な状態。燃料濃過ぎか?
右が、122番に換えてチョコッと試走後の状態。若干黒が薄くなった感じ。
厳密には、電極の先のカブリ状態がアイドリングのミクスチャーの状態を示し、
電極の外周のカブリ状態が、スロットルハイの時のミクスチャー状態を示すらしい。
本来は黒ではなく、茶色がかった状態がペストなのですが、このバイクは、いつも燃料濃い目です。
濃い目でもエンストしなければ良いのですが、私の場合は時々エンストする為危ないので、
やむなく調整となったわけです。
但し、薄めよりも濃い目の方がエンジンにとっては安全です。濃い分ガソリンの気化する潜熱が、
多少なりともエンジンの過熱を防いでくれるから。
だからメインジェット番数を下げ過ぎは良くないです。
濃すぎでの弊害は、燃焼室内のカーボンの堆積が増えることですかね。
濃すぎもあまり良くないということです。
この写真は、パイロットスクリュー調整前の状態です。
メインジェットの番数に関しては取り敢えず多少良くなった。(左が125番、右が122番)
今回は、エンジンをアイドリングさせながら、写真下のキャブレターに付いている、
小さな真鍮製のネジをゆっくり緩めて行き、エンジンの回転が落ちた所で、今度は、
ネジをゆっくり締めて行き再度エンジンの回転が落ちた所との中間位置にネジを
戻すと最適な位置にチューニング出来るという作業です。
かなり、勘に頼る所もあるがやらないよりまし。
正直な所、メインジェットの径がもっと太い番数のが有るので、フルパワー仕様にしてみたい
という誘惑に駆られるが、とりあえず我慢。用途が通勤ですから。
最近、バイクの整備に私のエンジンが掛かってしまった。
飛行機の方はまだやる気なし。
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