2014年2月14日金曜日

STOL SPECIALISTという飛行気乗りが世の中にはいるらしく

また、今日は大雪ですね。
私は夜勤明けで明日また雪かきですか?大変です。
あと何回大雪ふるんだろうか?まだ降ると覚悟しておいた方が良いかな。

さて、STOL SPECIALISTという飛行気乗りが世の中には
いるらしくて、このビデオが面白い。
自分の好きなことをやって食べていける人たちが羨ましい。
でも、これも命がけの遊び(仕事?)ですかね?

http://www.youtube.com/watch?v=0zDo7hkmCNY

山の斜面などに超短距離で着陸して、そのまま向きを変えて斜面を使って離陸して行きます。
フラップをダウンにして着陸寸前で機首をアップ、同時にエンジンをハイにして、
失速を防いでフワッと着地しています。まるで鳥が着地する方法に似ています。
着陸距離は10メートルくらいでしょうか?

この種のSTOL機の一番最初の機体は第二次大戦でドイツ軍が使用していた
フィゼラー シュトルヒがあります。偵察、連絡、怪我人の搬送などに使われていたそうです。
この機体はフラップ装備で更に、固定式の前縁スラットが付いています。

http://www.youtube.com/watch?v=bTEpbv5dHEQ

これらのビデオを見ていたら、昔飛ばしていたムサシノ模型のモスキートモス号を思い出しました。
モスキートモス号も似たようなSTOL性の有る機体でした。まだ1式古いキットが押し入れの
中に残っていた。その内いろいろ改造して作ってみたい。

さて、話は更に飛んで、日本独自の技術で運用されている救難飛行艇のPS-1(だったかな?)
は、大戦中の日本海軍の二式大艇からの技術を使っている大型のSTOL機で
海上自衛隊で使われています。
この機体の特徴は、これ専用のBLC(Boundary Layer Control)(境界層制御)という目的の機体搭載の小型の
ジェットエンジンから主翼の上面に空気の流れを強制的に作って翼の失速を遅らせて
(殆ど強制的に揚力を発生させていると見たほうが正しいでしょう)
大型機ながら、STOLを実現しています。荒れた海でも着水、離水が可能です。
昔、横田基地の基地祭に展示されていて、地上で4発のターボプロップエンジンを始動後、
プロペラを逆ピッチにしてバックしてから向きを変えて滑走路に向かい、
軽々と離陸していきました。
なんとも小回りの効く機動力の有る飛行機だとおったまげたものです。



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