そのネジの締め付け時に、受け側のナットを壊す事が有ります。
プラスドライバーで締め付ける時の力の配分の基本は、
7で押して3で回すのですが、押す力が弱いとネジの頭のプラスの穴が
なめてしまいます。まあ、これはねじ締め付け時の基本です。
一方、この押す力が過大な場合、胴体側のナットプレートが外れてしまう事が有ります。
そこで、このプラスドライバーで締め付ける方法を辞めて、
写真の様なボタンキャップというネジを採用してみました。
六角穴付きボルトではありますが、ネジの頭の形状がなべ子ねじとなっていますので、
空気抵抗の増大は、さほどでもないはずです。
締め付けは、M4ねじだと2.5ミリのアーレンキーで締め付けますので、
プラスドライバーの時の様な、7で押して3で回すなんて事は必要無くなるので、
ナットプレートが脱落する心配は無くなるはずです。
左が通常のなべ子ネジ。右が今回採用したボタンキャップ。 ヘッドに六角穴が開いています。 |
さて、それから主翼と胴体の合わさる面の密着度を上げるために、
いつもやっている処置として、マイクロバルーン + エポキシ を
充填しました。
これをやらないと、思いっきりブン投げた時に胴体のナット部分に
過大な力が掛かって壊れる危険があり、多少重くなってもこれだけは
やるようにしています。ランチ時の遠心力の負担をネジ部分のみではなく、
主翼と胴体全般で負担させるという考え方であります。
私の場合、フリーフライトのDLGも主翼はねじで脱着するので、同様な
処置をしています。
主翼側の胴体を合わさる面にテーピング(紙テープ+スコッチテープ)を貼り、 離型材をスプレー、胴体側にマイクロバルーン + エポキシを塗り、 主翼を固定(金属ネジに離型材を塗っておく)。 |
硬化後、主翼を取り外した所。余分なエポキシはカッターで除去する。 私のTopskyはエルロンサーボ用コネクタの通る穴が必要となるので、 動体内4サーボ方式より、この強度の面では不利となるかも。 |
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