2011年2月27日日曜日

耐震構造ではなくて免震構造

 左が耐震構造の場合の揺れ方、右が免震構造の揺れ方


 赤い物体が巨大なスプリング


黒い物体(暗くてちょっと見えにくいのは御容赦)が巨大なゴムのダンパー



夜勤明けで、諸般の用事で3時PMに帰宅。

飛行機の話ではなくて、ビルの構造の話です。
現在私が勤務する病院の建物の地下室フロアの更に下層に免震ピットという空間が有ります。
写真の様なスプリングとゴムのダンパーが多数有りこれが建物全体を支えています。
要するにこの物体の上が建物、下が地面となります。
地震の時には、地面は激しく揺れても、建物はゆっくりと平行に横に揺れる様になっています。
大きな地震の時もこれにより建物の中の人々が守られる設計となっています。
これが、免震構造と呼ばれるものです。以前は、耐震構造と言って建物
自体を堅強な構造にすることが重要視されました。しかし、大きなビル等は
上層階のゆれは下層よりも大きくなりかなり被害が大きくなることが予想されます。
免震構造は、建物の揺れそのものを押さえる構造にするという新しい発想のによるとのことです。


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