2011年8月6日土曜日

蒸気配管修理の様子 その2

蒸気配管の不具合の様子です。
写真上は、空調機へ行っているの加湿蒸気の配管から
蒸気が少しずつ漏れて、水滴が落ちている様子。
エルボー部分にピンホールが開いているのが原因。



そのエルボーを取り外して裏側からペンライトで照らしたら、
ピンホールから光が漏れているのが解ります。

蒸気配管は、どうしても痛み易くて、時々この様な不具合が起きます。
現在は夏なので、加湿は行っていませんが、冬になるとこの配管に加湿用蒸気が流れ、
この様な蒸気漏れの修理で一日中駆けずり回っている日も有ります。
何か良い方法はないものでしょうか?

2 件のコメント:

  1. 通りすがりでコメントですいません。
    設備屋(現場監督)です。
    (僕も天井裏で蒸気修理してまして調べ物で検索してたところです。)やっかいですね。治しても、また近い(弱いネジ部とか)ところからピンホールできますのでイタチごっこですよね。

    交換後の耐久性を上げるでしたら、
    エルボを現在のSGP継手(鋳物製)から炭素鋼製高圧継手S25CのSCH80に変えるといいです。(SCH40でもいいかも)

    あと、蒸気管はネジ部の肉厚の薄さからピンホールできやすいので、ネジでなく溶接するか、(今からは無理でしょうから)ネジを使うならSGP管より肉厚の多いsch80(スケハチ)か、SCH40(スケヨン)管を使用するといいです。

    もひとつ、SGPの白(亜鉛メッキ)はメッキが蒸気にやられるので
    黒(鉄素地のまま)がいいです。

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  2. 匿名様
    コメント有難う御座います。
    私、ビル管理屋なので、軽微な応急処置的な修理で、
    いつも済ませてしまっています。
    当方では亜鉛メッキの管を白ガス管、黒の鉄素地管を
    黒ガス管と呼んで、出来るだけ蒸気配管には、
    黒ガス管を使う様にしてはいますが、
    急ぎの修理等で、亜鉛メッキの材料しかないときは、
    仕方なく亜鉛メッキの材料を使ってしまうという状態です。
    蒸気のピンホールはご指摘の通り、細い管のネジ山部分の
    肉厚の薄い谷の部分に発生する事が多いです。
    亜鉛メッキの部材の使用にも困っている所です。
    90℃以上の流体の管や継手には亜鉛メッキは
    使っては行けないはずなんですがね。
    今後、頂いたコメントは貴重なアドバイスと致し
    たいと思います。

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