2011年7月31日日曜日

車の点検出しとSONY WALKMAN2台目購入

久々です。
今日も前回の公休に引き続き、家の用事。
飛行機いじりは殆ど出来ず。

午前中は車を点検に出して午後は、
カミサンがSONY WALKMANが欲しいとのことで、
近所の家電屋さんに一緒に行く。
車の点検の方は、フロントブレーキシューの交換が必要とのことで、
8月の半ばに再度ホンダのお店に行かないとならない。

SONY WALKMANは3年位前に私が買ったものより、
同じ値段で、要領は4倍位になっていた。技術の進歩は凄い。
写真の私の手持ちのCDが全部入ってまだ25%位容量が
余っていたが、今度のはその4倍の容量が入る。

カミサン曰く、古い方でいいから新しいのは私が使っていいとのこと、
やったー。うれしいなあ。


写真はイヤホンが違うのがついているが、
カミサンが古いイヤホンは嫌だと言っていたから・・・
でも、ノイズキャンセリング付きイヤホンは、前の
WALKMANのジャックには合わなく結局元のイヤホンに戻る。

同じSONYなので、パソコンからそっくりコピーして使う。
昔はWALKMANと言ったら、カセットをそのつど入れ替えて使っていたのに、
今は、手持ちのCDの曲が全部入ってしまうのが凄い。というか恐ろしい。

2011年7月25日月曜日

静岡まで墓参り

親父が2月に無くなってから初めての墓参り。
この暑い時期に静岡までカミさんと行かなくてはならない。
なんで静岡まで?
静岡に田舎が有る訳でもないのに。
親父がそっちに墓を買ったからです。
もっと近くに買えば良かったのに。
片道高速で3時間は掛かる。
往復でほぼ一日掛かってしまう。
取り敢えずは無事故で安全に帰ってこられた。
途中、山中湖にでも寄ろうかとも思ったが速く帰りたかったので、
墓参りの用だけで済ます。
そんな訳で今日1日は墓参りで終わり。



2011年7月22日金曜日

ホッタラカシシリーズその1 OK模型ナツメグ ごめんなさい

TOPSKY DLGが完成して他にやること無い?というか放心状態なので、
押入れにあった作りかけの機体を出して組んでみた。飽くまで組んで眺めてみただけ。
何年か前に先輩経由で私の所にやって来た「OK模型ナツメグ作りかけ」です。
もらったからにはちゃんと完成して飛ばしてあげないといけないと思っております。
主翼と胴体は有るが他は無しの状態で私の所へ。勿論説明書は無し。
その後、OK模型のHPより、キャノピーとカンザシを自分で購入。
フライングテールの水平尾翼は適当にバルサ板から削りだしで自作。
ラダーはまだ無しなので自分で作るしかない。
曳航グライダーにして飛ばそうと思っていますが、ショックコードを展開する場所が、
なかなか無い。でもいつかは飛ばしてみたい。翼面荷重は20g/dm2台になる計算なので、
大きさも含め、かなり良く浮くんではないかと期待していますが、諸般の事情により
ずうーっとホッタラカシでごめんなさい。
これをモーターグライダーに改造する人は多いみたいですが、敢えて私は、
ピュアグライダーにして飛ばしてみたい。こんなに軽いいわゆる「フローター」をモグラにしたら
モーターや大きな電池で重くなってしまいもったいないです。
因みにこのFRP製胴体は、同じメーカーのメイスと殆ど同じです。これには驚いた。
因みにメイスはヘビー級の高速滑空モグラです。
取り敢えずエレベータリンケージがピアノ線のプッシュプルリンケージだったので、
例の摩擦低減パウダーをピアノ線に塗っておく。

TOPSKY DLG滑空テスト

一番近所の武蔵野市の広場にて、
TOPSKY DLGの滑空テストを行う為、
朝5時起床。
現地着6:00頃。
芝生の養生とかで、広場の半分位に柵がしてある。
なるべく入らないようにするが、多少は入らざるを得ない。
まず、軽く手投げで滑空テスト。
説明書どおりの重心位置にしているので、
エレベータのトリムでほぼすばらしい滑空になる。
風がこの時間にしては、台風の後の影響か、北風が吹いている。涼しい。ホッとする。
次のステップの、ディスカスランチのテスト。やはり、宙返りをしに行く、頭上げが強い。
やはり、これでは重心位置が前過ぎの様だった。
ノーズの重りを適当に減らし、エレベータのトリムを少しづつダウンにしてく。
ほぼ、直線に上昇する様になる。
結局ノーズのウエイトは11g減量したので、298g マイナス 11g イコール 287gとなる。
280g以下の重量には仕上げられなかった。でも私の今までの中では一番軽い。
さてその後、除々に犬の散歩の人やジョギングの人が増えてくるし、紙飛行機の人も
飛ばし始めるので、ディスカスランチは程々に5投位して、本日は終わり。
上空は、かなり北風が吹いていてさらに、建物の影響で風が巻いているので、
機体が風に煽られてフラフラと飛んでちょっと危ない。本来の飛行性能が解らない。
昔の私の操縦技術では飛ばせない位、風に煽られる。勝手に手が動いて
何とか手元に戻す事が出来る。ちょっとは旨くなったのか?
低速でのエルロンが効きが悪い。ラダーへのミキシングが弱いのか?
この原因は、帰ってから解った事だが、ラダーリンケージの
チューブがチューブ固定用のバルサの三角材から剥がれていた。
結構ここに無理な力が掛かっていたのか?プッシュプルリンケージは難しい。
ここは、瞬間だけでの接着では行けない部分なのかもしれない。
結局、短時間のテストしか出来なかった。ディスカスランチも8割程度の強さまで。
周りに人が出始めたので仕方が無い。
帰ってからラダーの舵角を少し増やす。
次回は多摩川でテストしたい。
TOPSKY DLGの初期型なので、主翼の翼端が矩形翼に近い。
何とかウィングレットを付けて見たくなる誘惑に駆られる。しかし、
ディスカスランチのグライダーはウィングレットを付けるのは難しい。
投げ上げ時に指がウィングレットに引っかかって壊れてしまうから。ここがジレンマ。

この機体を完成するのは、かなり長く掛かってしまいました。半年以上掛かったかな?
でもやっと完成したので、良かった。
早く多摩川で飛ばしたい。

2011年7月19日火曜日

主翼表面の傷の修理とリンケージの滑りを良くするパウダー等

いつの間にか付いた凹み傷

濡れティッシュを乗せてアイロンをかけた後の状態。
完全ではないが、かなり凹みが直る。
スタイロフォーム翼の凹み傷を水に濡らしたティッシュとアイロンで出来るだけ取り除く。
水に濡らしたティッシュを傷の有る所に置いて、上からアイロンを慎重に置いて、
ティッシュに含んだ水がジュワーと音を出して蒸発させる作業を何回かやると、
うまく行けば凹み傷がかなり直ります。

それから忘れていましたが、今回のリンケージには、先輩から頂いたリンケージの
滑りを良くするパウダーを使いました。これ、成分は何なのか解りませんが、
今回は、カプトンのチューブに0.5ミリ径のカーボンロッドをピアノ線の代わりに
使いましたが、このパウダー無しだと動作時にカーボンロッドが擦れる音が
していましたが、パウダーを塗ると音が消えました。摩擦がかなり解消されたから
だと思います。想像するにテフロンの様な粉だと思う。初めは、マイクロバルーンかなと
思ったが違った。(下の写真)

謎のリンケージ滑り良化パウダー。

胴体と主翼の合わせ面は、マイクロバルーンとエポキシのミックスを充填しました。
ここは、ディスカスランチ時の遠心力が掛かる所なので、ねじ止めした時にがっちりと
主翼が胴体に固定されるようにする為のひとつの方法です。
主翼側にはテーピングして養生して、離型剤をスプレーしておきます。

この充填をやらないと、投げ上げ時に合わせ目がミシミシきしんでどうも具合が悪いし、
投げ上げ高度もこのミシミシにエネルギーを吸い取られるような感じで高く上がらない。
ちょっとしたオマジナイです。重くなるのを心配するかもしれませんが、せいぜい1.5g
位の重量増加です。1.5gの重量増加を嫌うか、ミシミシ、高度が上がらない状態を嫌うか
どっちを取るかですね。

主翼と胴体の合わせ面にはマイクロバルーン + エポキシを塗り、
主翼側には離型剤をたっぷり塗って貼り合わせて硬化後、主翼を取り外す。
胴体と主翼の合わせ面が隙間無く密着する充填剤が形成される。
目的は、ディスカスランチ時の過大な遠心力が掛かっても胴体と
主翼の接合性を確保するため。
エポキシ塗って主翼接合時のネジ(この時は必ず金属製を使うこと)
のねじ山にも離型剤をスプレーしておきました。
ネジがエポキシでくっつかない様にするため。
さて、メーカー指定の重心位置に合うように重りを乗せたら、298gになってしまった件だが、
多分、初心者用に前重心の指定にしてあり、直線上昇するように重心位置を合わせたら、
もっと後の方になるので、ノーズのウエイトも減らせるのではないかと楽観視しています。

今日は、天気が悪いし、良くても夏で暑いし、テスト飛行早くしたいが、多分まだ先
になってしまうだろう。早く飛ばしたいです。
この夏の暑さ異常です。昔はこんなに暑くなかったはずです。
早く秋になってくれないだろうか?
そろそろ、ランチャーズ用の機体も作らないと・・・と思うがなかなか重い腰が動きません
暫くお休みでエネルギー充填しないとダメみたいです(笑)。

2011年7月15日金曜日

298gってそれはラディナと同じ重さ

夜勤明けです。
最近は、自転車通勤で汗をかいて、水分補給しながら移動。
その方が暑さに対する抵抗力は付くみたいです。
しかし、エアコン無しの今日の部屋の温度は36.8℃でした。
暑いなあ。やる気が出ないので、昼間は下の部屋で昼寝。
夜勤明けの疲れを取る。



その後、TOPSKY DLGの重心を合わせて重量を測る。
何と298gも有った。今後まだ少しだけ補強を入れるので、
もっと重くなるのか?重心位置は説明書どおり前縁から75から80mmの
範囲内に入れたが、かなりの板鉛を入れた。
飛ばしながら序々に重りを減らせられれば良いのだが。
298gはラディナと同じ位の重さです。
何ででしょう?280g以下は夢のまた夢なのかな?

2011年7月13日水曜日

Topsky DLG リンケージが完成。動作テスト

Topsky DLG リンケージが完成。動作テストまで完了。
途中の細かい説明は省略。というかその余裕は有りませんでした。
ちなみに、節電の為昼間はエアコン無しでしたので、
室温は、34℃代でした。
よく具合が悪くならなかったと自分で関心。
多分、自転車通勤のおかげ。





2011年7月10日日曜日

地震でもテレビが落ちないように。

3月11日の東日本大震災の時、小平の我が家は、私の部屋の
旧型14型テレビが棚からドサンと落ちて、運良くその下に泊まり用の衣類の入ったリュックサック
が有ってクッションとなり、テレビの破損は免れたが、これでは危ないということで、
カミサンが収納ラックを注文してくれた。4月に来るはずが、震災の影響か、
かなり遅れてこの暑い時期にやっと来た。暑くてやりたくなかったが
仕方ないので、今日ラック組み立て作業。かなりスッキリした。
このラックは、ツッパリ棒がついていて天井を押さえるタイプなので、取り敢えず安全なハズ
ああ疲れた。


変更前。テレビは床に置いてあり、物を置くスペース無し。

変更後。新しいラックにパソコンとテレビを収めて、物を置くスペースが出来た!!
テレビはワイヤーで棚に固定。

メカ済み前の計画等。キャノピーも強度メンバーです。

やっと、おかげさまで、リポ電池用のボルテージブースターが
入手できましたので、
メカ済みの作業に入る訳でありますが、
メカ室であるポッドの形状が、Radinaと違い、
キャノピー形式のポッドなのですが、
よく見る皆さんのキャノピー固定方法は、
熱収縮チューブの太い物をポッドごと巻きつけて、
キャノピーを固定する方法が多いです。
しかし、ディスカスランチ時の遠心力で胴体に掛かる外側への曲げ
応力はかなり大きいと判断しましたので、今回私の場合は
キャノピーは胴体にテープでがっちり固定してしまう予定です。
スイッチのON・OFFは、写真左端にある、ジャックSW
により、行いたいと思っております。飽くまで予定ですが・・・
でも、まだ作業は進んでおりません。今日は動作確認と計画だけ。

さて、今後このメーカのボルテージブースターを使う方に御注意・・・
受信機へ繋ぐコネクターの配線の極性が、白がマイナスになっていますので、間
違って逆に繋がないように御注意を。私は間違えました(笑)。

2011年7月9日土曜日

先日のRadinaが海岸で長時間飛行できた理由は?

先日、勝浦の海岸で最長4分もRadinaが飛行出来た理由は
海面上を陸側へ吹いてくる風が海岸に揚がった時、
抵抗が急に増えて、風速が落ちて、その後からも風速の大きい、
風が吹きつけ、低い風速の風の上に速い風速の風がどんどん乗り上げる
様に吹き、この時にあたかもスロープソアリングの様に上昇風が
発生していたものと思われます。
初めは、海面から砂浜に風が乗り上げた時の上向き角度のみで、
斜面上昇風が発生しているのかと思いましたが、ほとんど
海岸の斜面はなだらかでRadinaが4分も飛行出来るような上昇風には
なっていないのでは?と思いました。
しかし前述の現象によって、より急角度の上昇風が発生していると
考えれば納得出来ます。
だから、もっと強い風が吹けば相当高い高度まで上昇できるのでは?
と思います。
平地で私がRadinaを飛ばした場合、サーマルが無ければせいぜい
1分ちょっとの飛行時間です。何だかRadinaはこの様な所で飛ばす
方が生き生きと飛んでいる様に感じました。

2011年7月7日木曜日

受信機用バッテリーをどうするか?

今までラジコンハンドランチグライダー用の電池は、
ユニオンのニッケル水素電池4.8ボルト350mAhを使っていましたが、
2個しか無いので新しいのを探していました。
しかし、そのユニオンが潰れたとのこと。
色々ネットで探すも適当な物が無い。
巷にはリポ電池1セルという物が有る。
というか、一応手元にまだ使ったことが無いリポ1セル350mAhが
あるが、電圧が低い。ボルテージブースターという電圧を
上げるパーツが巷には有るらしいが、ネットで探すも
なかなか見つからなかったのでリポを使うことは躊躇していました。
地上の動作テストは問題なしでしたが、これはフル充電でのテストで、
実際は上空でいきなりノーコンになる危険性が有ったからです。
新しい受信機とリポ1セルを合わせた重量 18.4g 軽いです。

以前の受信機とユニオンのニッケル水素電池を合わせた重量 52.1g
因みラディナは更にノーズに重りを載せないと重心が合いませんでした。
ラディナの全備重量は約300g。
で、先輩から色々聞いてやっと見つけて、このブースターを注文出来ました。
まだ手元に届いていないが、ブースターの重量は多分2g以下でしょう。

受信機も今回フタバの2.4G用を使うので軽くなった。
以前の場合と比べてノーズに積むメカ重量が、約、34gも軽くなり、
ブースターが追加されるにしてもまだまだ全然軽い。
多分、重心が合わないのでノーズにウエイトを乗せることになるだろうが、
今回は尾翼を可能な限り軽くしたので、ウエイトの量は少なくなるはず。
夢の280g以下のハンドランチグライダーが出来るかな?
まあ、軽すぎるのも私の思想からは外れるのですが、軽すぎたら、
バラストを積んで調整する予定。軽いイコール浮きは良くなるはずですよね?

2011年7月4日月曜日

TOPSKY DLGの水平尾翼の自作マウント製作 その2

暑い中、めげずに水平尾翼のマウント工作。
スタイロの水平の仕上がりがイマイチだったので、
のちのち交換も出来るようにSG2を参考に
水平尾翼取り外し可能なマウントにする。

スタイロフォームカッティング時に使ったボール紙に3Mテープを裏から貼って
3ミリ穴を開けて、3ミリのプラスチック皿ねじをはめて、離型剤をスプレーして、
ナットを嵌めて・・・
穴の位置は水平尾翼との兼ね合いで最適な位置を決める。


マイクロバルーン + エポキシをマウントの彫った穴に
充填して、先ほどのボール紙とプラスチックねじを
上から載せて、マスキングテープで固定。
尾翼廻りは可能な限り軽くする必要が有るので、余り複雑、頑丈な構造には
出来ない所が、ジレンマだが、何とか軽い素材をつかって工夫してみました。
これでうまく行くかどうかは、いつもの事だが、やってみないと解りません。




暑くて説明は省略。頭がくらくら。現在の室温32.5℃
水平尾翼が付いた!!
やっとここまで来た。いったいどれだけの時間がかかったか?
これからメカ済みとリンケージ。
写真からお解りのとおり、窓が開いていてエアコン使っていません!!

2011年7月1日金曜日

夏ばてと、RG翼機OMEI2000の思い出

夏ばてで、今日は公休のはずが、
職場で休んでいる同僚の代わりに出勤したのですが、
体が動かなくて、倒れる一歩手前。明日も24時間勤務で
これは早めに何とかしないとダメと判断。
結局、本社に電話して代わりの人に来てもらって
早めに退散。
この時期、暑さに体が付いていけず、毎年多少は、
体がだるくなるが、今年はかなり早い時期にだるくなってしまった。

そんな訳で今日も工作は無し。

ちょっと昔の私がある意味感動し、勉強になったラジコングライダーの話です。
私がラジコン飛行機を始めたばかりの頃、
中国製のARF機でOMEI2000というモーターグライダーを
買いました。1万円代前半で買える、私にも手が届く機体でした。
主翼はバルサリブ組にフィルム貼り、胴体はFRPでいわゆるホットライナー
と呼ばれる部類のグライダーで、本来は大きめのモーターを積んで高速上昇、
後で解った事ですが、滑空もスピードを出して楽しむ機体でした。
当時、私はこのグライダーに合った大きいパワーのあるブラシレスモーターがなく、
小さな力の普通の「ブラシ」モーターを載せて、水平飛行がやっと位の推力で、
飛ばしていました。バッテリーも7セル位のニッカドしか持って居なかったので、
機体重量が重いのに少ない力でなかなか、上がっていかなくて、あまり面白くなかったのです。
ところが、ある日、やっと有る程度の高さまで上がった所で、初めてちょっと機首を下げて
スピードを付けて旋回をしてみた所、それまでフラフラと危なっかしくかったるく飛んでいた
このOMEI2000がいきなり性格が変わったかのように生き生きと、まるで空を飛ぶ魚のように、
飛び、かなりの高速で旋回していたにも関わらず、サーマルに乗ってどんどん上昇して行く
ではありませんか?そのまま風下に行き、遠くにいってしまったので、一旦サーマルから
離脱して、自分の近くへ戻し、またスピードにのった旋回をしていたら、またサーマルに乗って
どんどん上昇して行き、これまた風下かなり遠くまで、高く上がって行きました。
この機体の翼型が、RG15という翼型でした。競技用F3Bラジコングライダー用の翼型で、
スピードとサーマルの両方の性能が求められる競技に適する翼型です。
フリーフライトの思想で凝り固まっていた私としては、グライダーの滑空は、ゆっくり飛んで良く浮く
翼が最高だと思っていたのですが、このRG15のスピードを出しているのにサーマルに乗って
しまう浮きの良い翼型の性能を身をもって体験した驚きが忘れられず、それからは、
屋外グライダーは、フリーフライトでも有る程度スピードを出して滑空比を稼ぐ形の
翼型でも性能を出すことが出来るのでは?と思うようになりました。
フリーフライトのハンドランチグライダーの翼型は、ちょっと前までは下面フラットか、
ちょこっとアンダーキャンバーを付ける位でしたが、それに対してこのRG15は殆ど
半対称翼型なので、揚力は少ない翼型のはずです。しかし、RG15はスピードを出すと
その状態でサーマルに乗ってしまったのです。失速手前位のスピードでは、翼の
性能としてはフリーフライトの下面フラットの翼型以下の性能の様に思えました。
下記がRG15のUIUCの翼型のリンクです。

http://www.ae.illinois.edu/m-selig/ads/afplots/rg15.gif

そのときのOMEI2000の重量も性格な数値は覚えていませんが、半端ではない重さでしたので、
機体の重量もあまり軽い事にこだわらず、場合によっては多少重い方が滑空速度が
上がって、レイノルズ数が大きくなり性能が上がるのではないか?と最近思っているのです。
この辺の考えは飽くまで私個人の考えで、それもまだ試行錯誤の段階ではありますし、
そもそも工作が遅い私ですので、結論が出るまではまだかなり時間が掛かるとは思います。
正直、私の自作のフリーフライトのハンドランチグライダーはだいたいいつもバルサの
比重が重いのしか手に入らず重い機体ばかりですが、この重さを利用して良く飛ぶ
バルサハンドランチグライダーが出来ないか?と考えています。
そして最近わかった事は、翼端投げでは、同じ寸法の機体では重いほうが上がるという
事です。だったら重い機体に合った翼型を選べば良い結果がでるのではと思います。