2013年6月1日土曜日

バイクの整備:ディスクブレーキのブレーキフルードの交換(ヤマハTT250R)

カミさんのバイク、兼、私の通勤バイクのヤマハTT250Rのブレーキが、
レバーを握るとグググっとレバーの手ごたえが変になって来た。
ブレーキの効きが悪い。ブレーキの配管の中のブレーキフルードにエアーが入ったか、
もしくは、ブレーキフルードの劣化が考えられる。
これは危険なので、ブレーキフルードの交換を行った。
多分、もう7~8年はやっていない。
本当は年に1回はやる必要があるそうです。(メーカーの説明書より)

ブレーキキャリパーのエアー抜きニップルに
レンチをかまして、透明ビニールホースをつなぎ、空き缶等で受ける。
このブレーキ液は他のパーツ等に付着して、放っておくと塗装が
剥がれてしまったりするので、このような処置が必要なのです。

フロントブレーキ・リザーバーのふたを開け・・・

ブレーキレバーを握りながら、キャリーパーに掛けたレンチを
緩めると同時にブレーキレバーを握るとパイプ内に
古いブレーキフルードが出てくるのでレンチを元に閉める・・・の繰り返し。
リザーバー内のブレーキフルードが減ってきたら慎重に新品の液を入れる。
これを何度か続けていくと概ねリザーバー内の液が入れ替わる。
新品のブレーキフルードは他の所に垂らさないように注意する。

次いでにリヤ側もディスクブレーキなので同様に行う。
このバイクの場合、リヤーブレーキの
リザーバータンクはエアークリーナーボックスの下に有り、
更に、ブローバイガス還元装置のパイプの影に有るので、
そのパイプを2本外して、最後に、リザーバータンクのキャップを外す。
キャップ自体にも、はずれ止めが付いているので一旦外しておく。

フロントの時と同様に、今度はリヤのブレーキ液を交換する。
終わったら、缶の中の古いブレーキ液はボロキレ等に染み込ませて捨てる。
部品を元通りに組み付ける。
ブレーキ液を交換すると、ブレーキを掛けた時の手ごたえが良くなるので、これで、OK。
ちょっとブレーキが効き過ぎるような感じもするが、これが新車の時の状態なのです。

時々、このようなメンテナンスを行う必要があるのです。


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