2011年6月4日土曜日

スタイロフォームで尾翼の製作(最終段階)

後の作業になる、真空引きした時にエアーが均一に抜ける様に、
ブリーザーの役目となるキッチンペーパーを各上下面、翼の平面形と同じにして用意しておく。


ここからが、作業に余裕が殆どないので、あまり細かい写真は有りません。
液体エポキシ5052を主剤100対硬化剤38になるようにデジタル秤をつかって
混合。説明書通り、約5分間ひたすら混ぜる。
そして、各マイクログラス側に適当にたらして、カード(何でも良い)で均一こすり、余分な
エポキシは取り除く。マイクログラスに均一にエポキシが浸透するのを確認する。

前に用意していた、スタイロフォームの翼の上下にこれらを張り合わせる。
この時、スタイロの翼の前縁にはこれとは別にエポキシを薄く塗っておき、
若干、前縁のR部分は、空けるようにしてマイクログラスのシートを乗せる。
翼端と後縁をマスキングテープで固定する。前縁は固定しません。




そして、用意していた、パックにそれぞれ入れる。
今回、トラブル発生。
出来れば真空ポンプの連続運転を避けるため、アダプター(黒いパーツ)を取り付けたら
袋の端をフードセーバーで密閉後、
一旦ポンプで吸引して内部が負圧になったところで、パックを折り返して
再度、フードセーバーで密閉することで、真空ポンプを止めてもパック内の負圧が
キープされて、そもまま一晩置いておけると考えていたが、どういうわけか、
今回は、アダプターの所で、パックの上と下が密着してしまい、翼の面まで旨く負圧に
なってくれませんでした。仕方なく、アダプターと翼の間にもうひとつキッチンペーパーを
置いて、空気が逃げるように誤魔化して、ポンプは一晩連続運転することになってしまいました。



翼3枚分を真空引きしている所。(水平尾翼2枚、垂直尾翼1枚)
ネガティブシェルを翼の上下に挟んで上から板と重しを乗せ、翼が捩れないように固定する。
運良く、ポンプのホースは2本なので、1パックに翼2枚、もう1パックに翼1枚
入れて、何とか真空引きする所まで進んだ。相変わらず、すったもんだしてしまいました。
出来れば電気毛布か湯たんぽで暖めながら硬化させると良いのらしいが、
今回は、その余裕無しでやっていません。

夜中、カミサンから五月蝿いと苦情が出たらポンプ止めるしかないかな?(笑)。
ダイヤフラム式のバキュームポンプなので、それほど五月蝿くは無いはず
なのですが、もう夜中になってしまいましたし・・・
今回、バキュームバギングは3回目。どれだけうまく行くかはあまり自信なし。
思い返せば、バルサのグライダー作るのだって何度もやって、
やっと旨く出来る様になったのだから、
この新しい工作方法はまだまだ、中学生(小学生?)のレベルでも仕方がない。
果たして、うまく出来るのでしょうか?あまり期待はしないほうが良いかも・・・

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