2011年1月26日水曜日

昔のUコン飛ばした時のちょっと怖かった話です。

サワイのベガです。絹貼りドープ仕上げで仕上げたら、
その後、父親がいたずらして、家庭用ペンキで汚く塗ってしまいました。
まだ部屋に置いてあります。

昔、Uコンを飛ばしていたころ、
友人家族と川原で飛ばした時の話です。
その日は天気が下り坂で曇り。遠くで雷の音がしていました。
まだ雨は降っていなかったのでせっかくだったので、飛ばしたところ、
何か、様子が変。機体は普通に快調に飛んでいるのだけれど、
飛ばしている私の手元が変。
とくに、急上昇、急降下などの急激な加速度運動をすると更に変・・・
Uコンとは、エンジン付きの模型飛行機
と手元のハンドルが2本の長い金属製の細いワイヤーで繋がっていて、
舵がアップとダウンするだけの操縦で円周上を廻りながら宙返りなどの
アクロバット飛行をする物なのですが、
この日は、その手元のハンドルを握る私の親指と小指の空間をなんだか、
バチバチと静電気の様な刺激が連続して起きているではありませんか!
多分、遠くで雷の音がしていたので、すでに周囲の空気の中に帯電した、
水分の微粒子が充満していたのでしょう。金属のワイヤーにその電子が
流れて、手元で放電現象が起きていたと考えられます。なんと恐ろしい!
そしてなぜか、急激な上昇、降下などをすると更にそのバチバチが強くなる。
しかし、Uコンは燃料が切れるまではエンジンが回っていて、降ろすことは
出来ません。無理やり墜落させるという方法は有るけどそれをする勇気は無し。
手を離すなんてもっての外。周囲にノーコンのエンジン機が落ちてしまいます。
仕方なく、手元がバチバチいっている痛いのを我慢して水平飛行でしばらく飛ばす。
そして無事に着陸。ああ良かった。
Uコンは雷が遠くで鳴っていたら飛ばさないというのが鉄則でしょう。
この時点でもう、周囲にはプラスだかマイナスだかの電荷を帯びた
水の微粒子が充満している危険性が有るということです。
この話ちょっと信じられないでしょうが、Uコンをやっている方、気をつけましょう。
写真のVEGA20は私が20代前半の時に作った物で塗装がえらい汚いのは、
親父が勝手に家庭用塗料で上塗りしてしまうというイタズラをしてしまったためです。
本当は、絹張りドープ仕上げの綺麗な機体でした。
Uコンは、飛ばす環境が無く、私は横八の字をマスターした所で終わり。
昔は学校の校庭で飛ばしてもさほど文句を言われることも無かった良い時代でした。
当時「Uコン技術」という素晴らしい雑誌があり、毎月本屋さんに買いに行っていたものです。
この雑誌の中に今のランチャーズ(当時はTolkyo HLG同好会)の記事があり、
私がフリーフライトのハンドランチの世界にはまったのもこの雑誌と山森さんの本
からかと記憶しております。

2 件のコメント:

  1. Uコン私もやっていました
    中学1年から2年生に掛けて
    飛行場は同じく中学校の校庭でゲリラ的に一人1フライトか
    2フライトでサクっと、その他、当時は小平に住んでいましたが
    まだ住宅造成地も更地の状態のとこが残っていましたのでソコを借りて
    まあ、腕はウイングオーバーと宙返りのようなものが出来る程度でした
    フェニックス、キングフィッシャーなどを飛ばしていました

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  2. Paper Bushさん フェニックスやキングフィッシャー懐かしいですね。09位のエンジンですよね?初めて模型エンジンをかけた時の音とプロペラの風を起こす力にはびっくりしたものでした。

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