先日の朝の通勤の最中。
私は、バイクでいつもの新小金井街道を南へ南下していた。
最近は、多少早めに起きてシャワーを浴びて、軽く食べて、余裕を持って出勤している。
この道は、朝の通勤時間帯では、車やバイクで混んでいる。
バイクは、車の横をすり抜けてかっ飛んでいく輩が多い。
年間で1度か2度、事故を起こしているバイクを見ることが有る。
私は、信号で車が止まったらその渋滞の横をする抜けることはあるが、
車が走っている横を追い越しながら、すり抜けて走ることは危険なので控えている。
奴は、その時、私の後ろから明らかに私よりかなり早い速度で走って来た。
125ccの黒いスクーター。
私の横に並び、さらに無理矢理ハンドルをこじ入れるようにして、
ミラーとミラーが触れるくらいの距離で私の前に割り込んで抜いていった。
明らかに、危険だと解る運転であった。まあ、よくいる輩の一人だ。
そんなに飛ばしても赤信号では、結局止まるので、私は奴に追いついた。
放っておいても、関係無いとは思いつつ、お節介根性が出て彼に言った。
「ずい分危ない抜き方するねえ。」
彼は明らかに喧嘩腰の口調で、言い返す、ヘルメットのひもは固定せずぶらぶら状態。
「お前が、チンタラ走っているからいけねーんだよ。」
で、私、
「遅刻でもしそうなのかよ。」
彼、
「そうだよ、遅刻しそうなんだよ。文句あるか?」
私、
「じゃあ、好きに走れよ。前にお前見たいな奴が、目の前で
トラックにぶつかって吹っ飛んでいた所を見たもんでねえ。
こっちは余計な、とばっちり受けたくないんでね。行けよ。」
「・・・・・。」
その後、彼は、ふてくされた物越しで、何故かおとなしい走りでしばらく走り、
その後国道20号を東に曲がって行った。
人の振り見てわが降り直せ。
私も気をつけないとねえ。バイクは危ないからねえ。
でも、今度からこういう奴がいても相手にしないようにしよう。
この話は事実に基いていますが、多少の脚色はしてあります。悪しからず。
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