先日の吉見で、帰り際、久々に以前先輩経由で頂いたOK模型のナツメグと、
これまた、頂きもののムサシノのパストラルを飛ばしました。
ナツメグは上反角が少なく、ラダーを操作して機体をバンクさせたのは良いが、
直線飛行に戻すべく、あて舵を打ってバンクを戻そうとしても、なかなか戻らない。怖い。危険。
原因は上反角不足。翼端の高さが図面指定よりも15ミリ少なく工作してある。
パストラルは同様にこれまた上反角少なく工作してあって、
対策として、翼端にウィングレットを追加して、何とか操縦性を改善してある。
なんでか知らないが、ラジコンの先輩方、上反角を少な目に作るのが好きらしい。
これって危険です。
屋外でグライダーを飛ばす際、乱気流の中機体は様々な方向から風を
受けるので、安定性は必要です。
さらに操舵に対する反応はそれなりに必要なのです。この反応も上反角が少ないと鈍くなります。
特にラダー機は、上反角は必須で、無いと操縦出来ません。
エルロン機は、例外で上反角無しでも操縦は出来ますが、手放し飛行は出来ません。
手放し飛行とは、プロポから手を離しても機体はがある程度はまっすぐ飛行してくれる機体です。
私は個人的に手放し飛行が出来る機体が好きです。
標準は翼端で95ミリ必要だが、これは80ミリで作ってある。 |
ムサシノのパストラルの主翼に操縦性確保の為、 ウィングレットを追加してある。 決して、滑空性能の為ではないのです。 これで、ラダー操作に対する機体の反応は良くなった。 |
パストラルに付けたウィングレットは、ねじで固定してあります。 取り外し可能。 |
ナツメグちゃんは、主翼をぶった切って上反角を増やして付けなおすことも検討中。